慶應義塾普通部対策

学校名(分類)

慶應義塾普通部(男子校)

所在地

所在地:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-45-1
電話:045-562-1181
交通:東急東横線・市営地下鉄(グリーンライン)日吉駅・徒歩5分

校風

慶応義塾大学までの一貫教育が行われ、「いざよく学び、いざよく遊び」という校歌の一節が学校生活に浸透しており、明るく個性豊かな生徒が多いようです。行事や部活動などを通じてOBとのつながりが強く保たれており、行事などには100年以上の伝統が感じられます。1年次は1クラス24名で10クラス編成です。

募集

180名

選抜方式

筆記:国語 算数 理科 社会
国語・算数は各100点・各40分
社会・理科は各100点・各30分
実技:体育
面接:有
調査書:有

主な大学合格実績

慶應義塾大学への進学(卒業生684名)

※9割以上の生徒が慶応義塾高校へ、そのほかは慶応義塾志木高校、慶応義塾湘南藤沢高等部、慶応義塾ニューヨーク学院高等学部へ進学しています。

慶應義塾普通部受験に適したプロ家庭教師ページ

>>さいたま市浦和区/男性/昭和58年生まれ

>>神奈川県足柄上郡/男性/昭和61年まれ

>>東京都世田谷区/男性/昭和42年生まれ

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プロ家庭教師の小エッセイより

■言うべき事を言うタイミング:

中学受験まで、まだ数年ある低学年のお子様の場合、我々家庭教師は実にじっくりと、お子様のペースに会わせて、慌てる事なく進める事ができます。そして、だいたいの場合余計な負荷をかけずに、笑顔の絶えない授業ができ、健全に日々の勉強に打ち込んでもらうことができていようように思います。

しかし、これが中学受験まで残り1年を切ったような高学年の生徒であり、しかも残り数ヶ月しかないと言った場合、緊迫した水面下のつばぜり合いを展開し、一方で表面上は落ち着いて気を引き締めてかからなくてはなりません。最近いただいた家庭教師のケースです。

6年生の生徒さんなのですが、春にスタートしました。宿題は全くしません。自宅には普段祖母様の2人でいることが多く、勉強についてあれこれと口出しする人がいないため、日常のほとんどを遊んで費やしている状態でした。そのお子さんを地元の私立中学に合格させなければならないミッションを私は仰せつかった訳です。きつく言えば必ず反発し、状況が悪化することだけは目に見えていました。宿題を出しはしても、きれいに答えが丸写しになっており、自分でしたかどうか、軽く探りを入れても、何の躊躇もなく自分でしたと胸を張って言います。これは非常に危険な状態でした。

何とかして自覚を促し、実のある勉強をさせなければなりません。ここぞ、というタイミングが来ることは間違いありません。そのときを狙い定めて、耳の痛い事でもきちんと伝えなければなりません。その日が来たのは夏休み中のある授業の時間中でした。「僕、どうしても地元の中学に行くの嫌だ。」

よく話を聞くと、その学校は現在では非常に珍しい子供の数の多いマンモス校。そしていじめや暴力事件が多発し、怖い噂ばかりが耳に入ってくると言うのです。中学受験をする動機としては、少しネガティブで希薄なものだったので、勉強に気持ちが向かなかったのでしょう。私は「どんなきっかけでも、中学受験勉強する環境を、親御さんが提供してくれたことを感謝しないとだめだよ。お金もかかるし、小学生の中でもほんの一握りしか許されないことなんだから。」

そう言うと、今までのことを正直に認めて、これからはちゃんとするから、解答を持って帰って私が見ないようにしてください、と自主的な提案をしてくれたのです。私はもうこれで大丈夫だと思いました。こちらが無理にさせてはだめなのです。自分で考え、その考えが多少つたないものであっても実践することが大切なのです。残りの日々は間違いなく充実したものになるはずです。プロ家庭教師の腕の見せ所はこれからです。前進あるのみ!