関西大学第一中学校対策
学校名(分類)
関西大学第一中学校(共学校)
所在地
所在地:吹田市山手町3-3-24
電話:06-6337-7750
最寄り:阪急千里線 関大前駅下車南へ100m(徒歩5分)
校風
■沿革
大正元年 関西大学付属「関西甲種商業学校」設立認可され大正2年本科3年制として開校。
昭和22年 6・3制実施にともない、関西大学第一中学校を設立。
昭和32年 千里山に中学校校舎新築・移転。
平成7年 第一中学校、共学化。
募集
男女240名
選抜方式
国語・社会・算数・理科 各100点各50分
面接あり
主な大学合格実績
大阪大6(6) 神戸大2(2) 大阪市立大1(1) 大阪府立大1(1) 関西大421(421) 早稲田大2(2) 慶応義塾大1(1) 同志社大12(6) 関西学院大5(3) 立命館大10(5)
関西大学第一中学校受験に適したプロ家庭教師
その他のプロ家庭教師一覧
お寄せいただいた中学受験ご相談集より
■不登校の息子が中学受験を目指し始めました:
○ご相談内容:
小学5の夏以降、不登校になっている息子のことでご質問させていただきます。この半年ほど、中学受験合格に向けての勉強が、なんとか軌道にのってきまして、この8月に算数、国語、理科基礎の受験にこぎつけるところまできました。本人もかなりモチベーションが上がっており、受験後は、残りの科目もしっかりこなし、まずは小学校卒業の資格をとって、中学受験準備もしたいといっております。やる気は、今のところ本物のようです。
そこで、算数は知り合いから、市販の教材を購入して進めるとよいとのアドバイスを頂いていまして、本人もそれが気に入った様子なのですが、国語に関して、なにかよい教材はあるでしょうか。私立の中堅の学校を目指すとして、お勧めの教材や勉強法をおしえていただきたく思います。
○回答:
まず何よりも先に『ご子息が勉強する気になられて本当によかったですね』という「気持ちをお伝えいたします
小学5年生の2学期というのは,生徒さんが不登校になりやすい時期で,そこから精神的煩悶や日常生活習慣等の変化などでマイナス状況が跡を引いてなかなか戻れないお子様も多いとよく聞きます。中学受験突破に向かってますます確実に軌道に乗って進んで行かれることを希望いたします
さて今後の勉強方法ですが,とりあえずたくさんのものに手を出すより総合的な教材を完全に踏破することをお勧めいたします。今までの経験上,あるいは最近の指導経験を元に言いますと,参考書と行っても説明だけのものは飽きやすく長続きしません。学年は異なりますが、高校生によく勧めるのは『Next Stage(ネクステージ)<桐原書店>』で,左ページをとにかく正答してかつ根拠も言えるようになることです。この手の問題+解説の形式のものは非常に多種出版されていますが,個人的経験では,①ネクステージ,②グラマスター <Z回出版>,③速戦ゼミ3 <桐原書店>,をお勧めいたします
「答を覚えてしまうからダメだ」という反応もあるかもしれないけれど,いやいやなかなか全ページの答なんて覚えられるものではないですよ。まず1ヶ月に1通り,次に2週間に1通り,慣れて来たら2,3日で1通り・・・というように習慣化します。内容的にも公開模試や中学受験にも十分と言えるレベルです。私が最近担当した生徒で,その左側だけをコピーして冊子にして渡したものを,毎日最初から最後まで解答できるようになり,最終的には試験前の2週間は完璧と言えるほどにまで説明できるようになった生徒さんがかつていて,美談に聞こえるかもしれませんがですが灘や甲陽に合格できました
国語に関しては、文法別に分かれている問題集が好みでなければ,総合的な(文法項目がランダムに載っている)ものとして『ファイナル問題集(緑)<桐原書店>』をお勧めいたします。これにしても1回2回ではなくて,答とそれにつながる解説を言えるほどにまで馴染むことが大切です。この問題集をほぼ完全に出来るようになったら,お望みの私大レベルは確実に超えた実力を身につけ,同時に語彙力や構文力も自分で意識していないうちに習得できていると思います
中学入学後、また高校に進学してのち、英語についてのアドバイスとしては、ほかに,分冊でよければ(その分出費はかさむのですが・・・),「英文法レベル別問題集①~⑥ <東進ブックス>」,「英語長文レベル別問題集①~⑥ <東進ブックス>」のようなものもあります。ただ個人的には,問題量が少なく説明部分が多すぎるという点で好みではないのですが,個人学習用としてはいいかもしれません
何であれ,1冊をやり切る,この姿勢が一番大事と思います。こと国語指導に関しては,経験も長く,指導した生徒も多いですので,いろいろな対応はできると思います。わからないことがあればどんなことでもご連絡いただければ対応できると思いますので,ご子息の今後のためにもご参考にしていただければと思います。不登校という状況については、今は無理に考える必要は全くないと思います。勉強する環境は、どこだったいいのです。要は実のある学習をするか、しないか。それだけです。
よろしくお願いいたします