中学受験の算数と理科指導。原理を正確に理解してもらいます|千葉市の家庭教師
教師番号:319-0522
千葉市美浜区/男性/昭和42年生まれ
学歴
東京大学文学部
科目
中学受験:
算数 理科
時給
5500円/時
指導地域/移動手段
千葉県:千葉市、習志野市、船橋市、市川市、浦安市、柏市
東京都:江戸川区、江東区、中央区、葛飾区、墨田区 / 公共機関:電車、バス
家庭教師歴/人数
13年/120人以上 ※塾予備校講師歴3年
免許・資格
なし
趣味・特技
テニス、読書
性格
長所:
誠実、温和
短所:
相手の気持ちを考えすぎてしまう。
指導方針
プロ家庭教師として、中学受験の指導にあたっています。
大手進学塾で3年間、算数、理科の講師として中学受験の指導を行ないました。その後、プロ家庭教師として、主に算数、理科を中心に中学受験の指導をしています。
指導にあたって心がけていることは、生徒さんが解き方を丸暗記するのではなく、原理を正確に理解した上で、自分でしっかりと考えて問題を解けるように指導することです。
これまでの指導期間を通して多数のオリジナルプリントを作成してきました。授業では導入プリントを使用して新単元の内容を指導し、塾のカリキュラムに合わせた毎週の確認テストで定着度合いを確認するようにしています。
生徒さん本人、ご両親とのコミュニケーションを重視し、勉強以外にも、受験全般に渡って時間を割いてお話をするようにしています。
合格実績
中学受験:
東京都:
開成、麻布、雙葉、豊島岡女子学園、海城、早稲田、早稲田大学高等学院、広尾学園、頌栄女子学院、立教女学院、大妻、共立女子、富士見、品川女子学院、山脇学園、安田学園、成城学園、江戸川女子、大妻中野、十文字
千葉県:
渋谷幕張、市川、東邦大東邦、昭和秀英、芝浦工大柏、専修大学松戸、国府台女子学院、麗澤、千葉日本大学第一、和洋国府台女子
埼玉県:
浦和明の星女子、淑徳与野
茨城県:
江戸川学園取手
備考・関連ページへのリンク
プロ家庭教師の小エッセイより
◾私が担当した生徒さんが合格体験記を書いてくれたので紹介いたします。こちらの生徒さんは途中から塾をやめ、家庭教師のみで中学受験に臨みました。昭和学院秀英中学校、東邦大学付属東邦中学校、専修大学松戸中学校に合格し、第一志望校の昭和学院秀英中学校に入学しました。昭和学院秀英中学校には倍率の高い午後特別入学試験で合格しました。また、生徒さんのお母様からのお言葉もいただいたので、あわせて紹介いたします。
■合格体験記
1. 「受験戦記」
中学受験をやろうと思ったきっかけは友達から聞いたことです。私は勉強が嫌いだったので毎日勉強を続けることがすごく大変でした。でも、学校でみんなが頭を抱えるような問題をすらすらと解く爽快感がよかったりもしました。私が特に頑張っていたのは毎日、朝と夜に漢字の問題を解いたことです。「もう眠いな」と思っても、「15分だけだし頑張ろう!」と思ってやっていました。
家庭教師の授業は私のペースに合わせてくれたので授業が辛いなと思ったことはありませんでした。また、周りの目を気にせずためらいなく質問できたので、内容を完全に理解することができました。心に残っているのは、話が脱線してしまった時の雑談です。授業中に雑談!?と思ったかもしれませんが。そう、雑談です!「自然界に存在する力の種類」「有と無:宇宙の始まり」「これからのお金と経済」「アメリカと日本の株」……雑談が面白くて楽しかったです。雑談があったからこそ授業の内容が頭に残りやすかったのかなと思います。実際に入試では雑談の内容に近い問題もあり、「先生が言ってたやつだ」と思って嬉しくなって解いたときもありました。本命の秀英のときは、周りの人がすごく勉強ができる人に見えて、他の学校の受験よりも空気が重く感じました。合格を知った時は固まるぐらい信じられなくて真顔になってしまいましたが、とても嬉しかったし、中学校生活がとても楽しみになりました。東邦も合格しましたが、面倒見の良さ、校舎、進学実績、校風から第一志望の秀英に行くことにしました。友達をたくさんつくってアオハルを楽しみたいです!!そして将来は平和な世をつくる外交官に…
受験は「終わりよければすべてよし」です。模試で悪い成績を取った、勉強に集中できなかった、友達とは遊べなかったなど、嫌な気持ちになったこともたくさんありました。でも、良い結果で終わることができたので嫌な思い出も今では良い経験だったなぁと思えます。今嫌だとしても、最後が良い結果になるように頑張る方がいいです。私も勉強が嫌になった時「不合格で後悔するより合格の喜びが欲しい!」とモチベーションを上げたり、(朝日小学生新聞に載っていた勉強アドバイスの)集中顔をつくって勉強をしたりしていました。ぜひやってみてください!それに、高校受験(大学附属を除く)は3年間のための勉強だけど、中学受験は6年間のための勉強なので少し得をした気分です。
いろいろサポートしてくれた家族、勉強を見てくださった先生、応援してくれた友達、その他私を合格へ繋いでくださった方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
後輩の皆さん、ネガティブなことも考えてしまうと思うけど、ハッピーな結果になるように自分を信じて頑張ってください!!
2. どのように受験勉強を進めたか
算数は特にBT(ベーシックトレーニング)プリントなどの先生が作ったプリントで進めていました。図形、計算、つるかめ算、比など種類ごとに分けられていました。授業で問題の解き方を教わって、宿題でまた同じ問題ができるかどうか確かめていました。苦手なところは何回も解いてできるようにしていきました。他には四谷大塚の予習シリーズと入試実践問題集、Z会の毎日練習ブックなどをやっていました。数直線や表などで整理すると少し早く解けたので、面倒くさがらず書くのが良いと思います。
国語の授業で特にやったのは過去問の直しです。宿題として過去問をやり、理解できる範囲で直しをしてから、授業でわからないところを先生に教えてもらっていました。秀英の午後特別は他の記述と違って、文も解答も長いし、自分の意見を書く問題があったりするのですごく難しかったです。しかし、授業の直しの時に先生から解く時に意識すること、文字数の調整などを教わり、だんだんコツがわかってくるようになりました。
理科と社会は予習シリーズや四科のまとめなどをやっていました。授業では化学、物理の計算問題や年表まとめなどをしていました。私は特に歴史や化学が苦手だったので、授業で説明していただいてとても助かりました。
3. 家庭教師と勉強してよかったこと
最初は無駄がない真面目な先生だなぁという印象でしたが、授業をする中で、意外と情に厚い面白い先生だなぁと思いました。先生の授業はテンポが良く、私のつまづきやすいポイントや考え方の癖も指摘してくれて、わからないところをちゃんと自力で解けるようになるまで教えてくれました。特に算数は先生が作ったプリントのおかげで力がついたと思います。てこや図形などでは実物で示してくれたり、栄養素や歴史などではおもしろい覚え方を教えてもらい、問題で生かすことができました。先生に教わり始めてからできる問題が増えていると実感できるようになり、勉強に対するモチベーションも上がりました!先生は学校ごとの出題傾向も知っているので志望校対策も万全でした。また、過去の教え子のエピソードや受験の心得も教えてくれて、とても参考になりました。先生のおかげで、塾に通っていなかった私でも自信満々で(もちろん緊張してお腹は痛くなりましたが)試験に挑むことができました。
■お母様からのお言葉
1. 中学受験を終えて
●娘のイレギュラーな中受の経緯
小4…友達の影響で「受験してみたい」とのことで公立(東葛飾)受検のためのZ会を開始。
小5…私立も視野に入れ夏から入塾するも、集団が合わず嫌々通塾。好きなZ会はコースを変更して部分的に継続。
小6…夏前に退塾し、家庭教師を開始。ここから最後まで家庭教師とZ会(一部)併用。
●親の感想
我が家は常に「本人がどうしたいのか」を軸に家族で検討しながら進めました。家庭教師の先生選びも本人が決めました。親は、本人の気持ちのコントロールと成績等の情報管理に努めました。
遅いスタート、塾なし、両親とも中受経験なし、さらに娘の要望で4科とも先生にお願いしたので、勉強に関してはとにかく先生頼みでした。小5夏から入塾するも合わずに1年ほどで退塾した娘でしたが、そこから先生に御指導いただき、合格に導いていただき、本当に感謝しています。たくさんの家庭教師の中から娘に合った先生を探すのは親も根気が要りましたが、頑張ってよかったです。
本人は、学校見学の際に運命を感じたという第一志望校の合格を目指して、自分で決めたことをこつこつと頑張っていたし、家族もサポートを頑張ったので、それらが報われてよかったと思っています。
2. 家庭教師の指導を受けてよかったこと
●家庭教師でよかったこと
・子供に合った先生を探せる。(運の部分も大きくて簡単ではないけど、一番大事なポイント)
・無駄なく効率的に、娘に合った内容の授業をしていただけた。
・授業の日時変更や増減の融通が利く。(先生によるかも)
・時間になると否応なしに先生が来る。
・お風呂後にパジャマ姿で受けたり、直前まで仮眠したり、直後に御飯を食べたりできる。
・余計な緊張がなく、授業に集中し、遠慮なく質問もできる。
●先生でよかったこと
・先生の論理的な指導が、理屈っぽい娘に合っていた。(性格的にも合っている様子で楽しそうだった)
・親の疑問や要望等に端的に説明してくださるので分かりやすい。
・先生オリジナルのプリントが単元ごとになっていて、苦手な単元の洗い出しや自習にも使いやすい。
・娘にとって精神的な支えになっていた。
・過去の事例を挙げつつ受験の心得等を親にも教えてくださり、経験豊富な先生の言葉が心強かった。
3. 中学受験を通しての子供の成長
どうしても解けない問題は付箋を貼って先生に聞いたり(以前は泣いて時間を無駄にすることも)、一週間分の宿題は日ごとに割り振ってこつこつこなすなど、勉強については「効率的に、ペースを乱さず、やるしかない」ということを学んだようです。また、目標達成のための手段が一つではないことを知り、ネガティブな状態のときに改善策を考えられるようになったと思います。
紆余曲折ありながらも最後までやり切って、そして合格できたことは「やればできる」という経験になったと思うので、これが次に活きるといいなと思います。