医学部の数学、物理、化学|東京都国立市のプロ家庭教師
教師番号:321-1025
東京都国立市/男性/昭和34生まれ
学歴
千葉大学工学部
科目
中学生:
数学 理科
高校生:
数学Ⅲまで 物理 化学
時給
5000円/時
指導地域/移動手段
東京都、神奈川県、静岡県、埼玉県 / 公共機関:電車、バス
家庭教師歴/人数
7年 / 35人 ※塾予備校講師歴、28年
免許・資格
電気主任技術者3種
趣味・特技
ギター、野球
性格
長所:
受講生の立場に立てること
短所:
結果を早く見ようとすること
指導方針
長い期間、高校生・既卒生の数学と理科を担当してまいりました。
「100のあやふやな知識より、1の確実な知識を」を信条としております。
合格実績
大学受験:
群馬大学(医) 信州大学(医) 浜松医大 山口大学(医) 東京医科 東京女子医 岩手医科 愛知医科 聖マリアンナ医科 金沢医科
備考・関連ページへのリンク
プロ家庭教師の小エッセイより
◾1つの確実な知識を:
昔日の苦い思い出です。
受験生だったころ、化学の暗記分野を大の苦手としていました。そこである日、100の化学反応式をいっぺんに憶えようと朝から格闘しました。結果は、一睡するまでもなくスッキリコッキリ忘れました。またある日、大・大の苦手の英語で、辞書を丸暗記しようと1ページ目の不定冠詞a,anから始めました。無意味・無機質な作業でした(15分で夢の中)。単語帳を食ってでも覚えろという時代でしたから、自身の暗記力の無さを嘆く日々で、その心のきずは大きいものがありました。
時は経ち、図らずも受験の仕事に就かせていただきました。そのおり私のトレーナーの先生は、「100のあやふやな知識は、1の確実な知識に勝てない」を口ぐせにされていました。そのとき気づいたのです。これもあれもどれもそれもやろうとするのは、賢明ではないと。確実な根・幹を礎に、枝葉を付ける(マッピング)の手法に(大人になって)行きあたったのです。
それからは、「過ぎし日の同じ苦しみを、今の受験生に味わってほしくない」が、この仕事を行う強いテーマとなりました。今日一日、(どんな小さな事を)一つでも身に付けることは「過去の自分に訣別する」ことです。その地道な努力の積み上げが、将来の合格(適う)につながることを確信します。
長くなりましたが最後に、印象に強く残っている受講生の話しをします。6年前でしたが、英国からの帰国生で、当時日本語でのコミュニケーションが十分とはいえない受講生でした。数学・化学・生物を担当しました。私は英語が全くダメです。横に置いたノートパソコンの翻訳ソフトを使いながら、やっとの思いで授業を進めました。しかし、専門分野の誤訳が多く、授業前の校正や準備に多くの時間を要しました。また、カリキュラムの違いなどから、英国の大学卒業レベルながら数学の進行に難儀しました(理科は問題なし)。それでも、1回も休むことなく継続してくれた頑張り屋さんでした。現在は、欧州の大学の医学部に就学しています(将来は、日本での医師が目標)。帰国の際には、解剖実習のエピソードなど話してくれました。成長の姿を見られることで、この職業の意義の深さを再認識した次第です。