神戸海星女子学院中学校対策

学校名(分類)

神戸海星女子学院中学校(女子校)

所在地

所在地:神戸市灘区青谷町2-7-1
電話:078-801-5601
最寄り:阪急神戸線 王子公園駅下車北西へ徒歩約10分/JR神戸線 灘駅下車徒歩13分

校風

■「奉仕合宿」で思いやりを身につける:
カトリック系のミッション・スクールで、小学校から大学まであり、キリストの愛の精神に基づいた人間教育を行っている。「教育と言うのは希望を抱きながら長い目で見、育てないとうまくいかない」という考えから、家庭との連携を密にしながら、生活指導・学習指導に力を入れている。具体的には、「21世紀を生き抜ける知性と教養、ことに国際感覚を身に付けたしっかりした女子の育成」で、語学教育に力を入れている。英語は1クラス25人編成の授業で、外国人教師とのチーム・ティーチングもある。また第二外国語としてフランス語を選択できる。ユニークなのは毎年夏休みに2泊3日で実施している「奉仕合宿」で、中3生全員が参加し、岡山県にある社会福祉施設「旭川荘」でのボランティア体験。生徒たちは身体の不自由な人やお年寄り、障害のある子供たちの食事の世話や、選択・清掃・散歩などの手伝いをして「弱者の立場」を体得する。合宿が終わるとどの生徒もみな大きく成長するんです。優しさと思いやりの心も身につきます。

募集

110名

選抜方式

筆記・面接
国語・算数 各100点各50分
理科・社会 各80点各40分
A日程は4科目、B日程は2科目(国語・算数)

主な大学合格実績

京都大10(8)、大阪大16(15)、神戸大16(13)、慶応義塾大7(6)、早稲田大5(5) ※カッコ内は現役合格者

神戸海星女子学院中学受験に適したプロ家庭教師

>>神戸市須磨区/男性/慶應義塾大学理工学部

>>兵庫県西宮市/男性/京都大学経済学部

>>大阪市阿倍野区/男性/大阪大学理学部

その他のプロ家庭教師一覧

>>中学受験専門ページはこちら

お寄せいただいた中学受験ご相談集より

■自由な名門校か厳しい新設校か:

○ご相談内容:

もうすぐ中学受験を迎えております小学6年生の息子の志望校のことでメールいたしました。塾の教務担当の方との面談の結果、今2つの選択肢にしぼられました。一つは地元でも名門の学校で、偏差値は50手前の学校です。もう一つは10年前くらいに開校した新しい中学校です。偏差値は同じくらいです。

両方とも熱心な指導で、面倒見もいいという事なのですが、名門の方は、繁華街に近いところにあり、また自由度が高い特徴があります。例えば携帯電話は禁止されていません。時間割は6時限まで。毎週の課題で合格点に達しないときは土曜日に補習があります。

一方の新しい学校の方は、7時限まで授業がある上、朝と放課後に補習が組まれ(基本は志望者のみですが、補習に引っかかると強制で受けさせられます)かなりハードな6年間になりそうです。携帯電話はもちろん持ってきてはだめです。

そこで、我が子なのですが、今かなり反抗期を迎えており、しかも最近は飼っているペットのトイプードルをいじめたりし始めているのです。はさみで毛を刈ろうとしているのを見つけて先日はキツく叱りました。まだ今は小学生ですのでこの程度で済んでいるのかもしれませんが、中学生になってもっと反抗が進み、手に負えなくなるのでは・・・と心配なのです。厳しい方の学校に入学させないと、全然勉強しない子になってしまうのではないか、とか、マイナスのことばかり考えてしまいます。

学校選びは、子供の性格を考えてすべきだと思うのですが、間違った選択をしてしまうとと、不安が先立ってしまいます。中学受験専門のプロ家庭教師の方の中に、そうした生徒さんを見られたことがある方はいらっしゃるでしょうか。またアドバイスなどいただけますでしょうか。

○回答(その1):

中学入学後のお子様の学校生活を考慮して志望校選びをなさるのは、実にすばらしいことです。とかくネームバリューのみに固執して本当にわが子に合った学校なのかを度外視してしまう傾向がありますが、本来こうした視点で進学先を考えるべきだと思います。

名門校がその偏差値を年々下げ、人気が陰っていくことはあります。それでもそこそこ人気を保ち、定員割れをすることもそうそうありません。しかしそんな中学受験をした生徒さんは、なぜ偏差値が下がっていったかを身をもって知ることになります。学びとゆとりの境目があいまいで、一貫性のない方針のもと6年後の進路で普通の公立高校出身者の方がふたを開けてみれば一流大学に進学していった、といった結果になることも。

受験後の生徒さんの行く末を何人も見てきた私たち中学受験のプロの家庭教師の立場から申し上げれば、名門、新設校に関わらず、落ちこぼれを絶対に出さないぞ!という覚悟で指導してもらえる環境を整えている学校に進むべきです。熱心さがまるで違います。入試説明会などではそうしたことに注目なさって参考にして下さい。

○回答(その2):

6年間通学させる事を考えると、校風や授業カリキュラム以外に学校の周囲の環境や通学時間やその経路など、様々な観点から学校を選ぶ必要があると思います。
ただ、進学するのはお子様自身なので、お子様の意見や考えをよく聞き出しながら検討する作業が必要です。その意味では、オープンキャンバスに参加される事は非常に大切だと思います。
ペットに対する行為は、中学受験勉強に対してのストレスによるものとも考えられます。例えば塾の授業のない日にはご家族で食事に出かける、夜は早く寝かせるなど、適度にストレス発散させればある程度は改善するとは思います。
中学受験の家庭教師をつける際にも教科指導だけではなく、こうした受験生の心理状態を把握し、適切なアドバイスの出来る方を選ばれてはいかがでしょうか。