横浜女学院中学校対策

学校名(分類)

横浜女学院中学校(女子校)

所在地

所在地:神奈川県横浜市中区山手町203
電話:045-641-3284
交通:JR根岸線、石川町駅・徒歩7分/市営地下鉄(ブルーライン)伊勢佐木長者町駅・徒歩20分

校風

「愛と誠」を校訓とし、毎日の礼拝や週1回の聖書の授業、宗教行事を通して「生きる力、生きる喜び」を学んでいます。英語教育に力が入れられており、「プログレス21」やオリジナルテキストを使用するほか、3年次には全員参加のニュージーランド海外セミナーを実施しています。09年より高校募集が休止されました。

募集

A①A②70 B50 C40 D20 帰国若干

選抜方式

ABCD筆記:国語・算数または、国語・算数・社会・理科
国語・算数は各100点・各50分
社会・理科は各50点・計50分
帰国筆記:国語・算数または、国語・算数・英語
各100点・各50分
作文、面接:保護者同伴
通知表:コピー、調査書

主な大学合格実績

横浜市大2 首都大東京1 茨城大1 早稲田2 慶応3 上智大2 東京理科大1など

横浜女学院中学校受験に適したプロ家庭教師ページ

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合格を掴んだ先輩たちのエッセイより

■弱点から目をそらさない:

私が塾(大手の中学受験塾)に通い始めたのは小学4年生からでした。受験はしたいと思っていましたが、まだ、どこの学校に行きたいというのはよくわかりませんでした。

入ったころは何も分からなくて自分のことをすることで一生懸命でした。1週間に2回でしたが休まずに行くことだけ考えていました。早くから行ってなかったので困ることもありました。少しずつ慣れてくると塾での友達もできて、5年生になるころには学校の帰り塾へ行って皆と自習をするようになりました。

でも、成績の方は全く駄目。楽しいだけの塾になっていたと今振り返ると思うし、時々両親からそんなことを言われた記憶があります。わかったふりをして、自習をするふりをして友達とふざけ合ったり、塾の宿題もほんとにいい加減にやって、難しかったり面倒な問題は答えをまる写しにしてごまかして・・・。心の中では「このままではいけない」と思っていました。すると親戚から「家庭教師をつけてみたら」とアドバイスしてもらったのがきっかけで、僕の家に算数・理科を教える家庭教師の先生と、国語の先生が来ることになったのです。

とにかく宿題がさっさとかたずくようになりました。今までいやだなと思っていた面倒な問題も、「なあんだ。こんなの簡単じゃんか」と思えるようになっていたのです。びっくりするくらい成績が伸びて行きました。

国語が苦手だった私は暇なときには本をたくさん読むように中学受験塾の先生に言われました。でもなかなか実行することはできませんでした。それを家庭教師に先生に言うと、「読書と読解は違う。読解には方法があるから、やみくもに本を読んでればいいなんていい加減すぎるアドバイスだよ。読解問題集や赤本を使って、できれば毎日、時間をはかって短期集中がポイント。」と言われました。毎日とはいかなくても、週に3・4回はそれをするようになり、じわじわとコツのようなものが分かってきました。

算数と理科の計算は好きな方だったので、塾の宿題を普通にこなしていれば成績は維持できました。理科の暗記が面倒で遠ざけていたけど、家庭教師の先生から面白く暗記する方法を教えてもらって、楽しく覚えられました。いつも笑い声が絶えない授業で、あっという間に2時間3時間と過ぎました。

私の長いようで短い、短いようで長い6年生の秋と冬。新しい年になってからは風邪をひかないこと、できるだけ眠ることを考えていました。当日にはお世話になった家庭教師の先生方が会場まで付き添ってくれたおかげで緊張しないで、済みましたが、母は妙に力が入っているようでそれがかえって笑えて来て緊張がさらにほぐれました。結果がどうなるかは心配でたまりませんでした。試験中は落ち着いて、よく考えて問題を解くようにしました。

自分で合格発表を見に行きましたが、自分の番号を見たときはとてもうれしかった。この中学受験勉強をして学んだことは、頑張ることはもちろんなのですが、一番大切なのは自分が目をそらしているものを認めて、それに向かっていくことだということです。いやなことでもできるだけする。意外といやではないとわかる。やってみると楽しくなる。これからはどうなるか分からないけど、いつでもこの経験を思い出して、また壁が来たらよじ登ってみたいと思います。